WIMAXは素晴らしい！！

今まで出張などで外出するときには、auのデーターカードW05Kを使っていた。それまではウイルコムのH"を数年使っていたが、２年半前の年末に大阪のヨドバシでW05K発売直後のキャンペーンに偶然遭遇、即決で契約した。H"とは比較にならない速度とエリアの広さに感激したが、ようつべ、もといYoutubeが満足に再生できない回線速度（および規制）だけは不満だった。

芋に乗り換えることを考えたこともあったがエリアなどいまいち信用もできず、WIMAXも存在は知っていたが、都会ですら接続が危ういという悪い噂ばかり耳に入ってきていたので全然信用していなかった。

今週なにげなくネットサーフィン（死語ｗ）していて、偶然UQWIMAXのサイトにたどりついた。無料レンタルしていて送料まで無料ということなので早速申し込んでみた。

淡路島では北橋の狭い地域しかエリアに入ってないので、今日本土に行くときなって初めて試すことができたのであるが、結論から言うと素晴らしい！！！

自宅のフレッツ光と体感的に同程度の速度、東海道線の快速電車の中でもほとんど切れずに大阪まで使えたのには驚いた。都会への出張のときしか使う予定の無い者にとっては、UQの１日毎のプラントいうのも魅力的。何のリスクも感じずに契約できそうだと思った。

で、大阪のヨドバシ、柳の下のどぜう狙いで行ってみた。最初全然WIMAXが目立たなくってどこにおいているのかもわからなかったが、あったぞあったぞ！！　端末１円キャンペーンｗｗｗ

19800円もするルータータイプのものまで１円。ただし月契約の必要あり。

ところがところが、携帯なら２年縛りが常識で、中途解約すると目玉が飛び出すのであるが、WIMAXの場合には月定額も１年は3780円と格安だし（途中解約したら4480円計算になるのかもしれないが・・・それでも安い）、何と縛りは僅か1ケ月、解約手数料も2100円。ほんまかいなｗｗｗ

悪意の人が19800円の端末を1円で買って、総額8000円（手数料＋1ヶ月＋解約）払ったくらいですぐに解約したら一体どうするつもりやねん？　と言いたくなるような甘い条件ｗ

USB端末かルーターか迷ったが、端末の追加オプションがあると思って一旦ルーターで契約（ヨドバシの契約では追加が駄目だと後ほど判明・・・説明不足だわ）。まあこのルーターはPSPなど使ってる人にとっては便利この上ないものなんだろうけど、電池がもたないとかUSBからの充電ができない（裏技で苦労してる人も多いみたいｗ）とか、一寸大きくて重いとか問題点山積。もっともノートで大型USB端末ｗ　として使うときには電池を抜いてもよいみたいなので、まあ当分これで使って、ａｕのWIMAX＋3Gが出たら改めてWIMAXの接続業者を再選定するかな・・・ってな目論見中。

騙されたと思ってWIMAX使ってみられたら、噂と違って本当に素晴らしいのが実感できると思う。

外科サイトの写真をやっと更新

外科トップページの写真をやっと更新したｗ

何年も前に集まって写した写真の首をすげかえたり追加したりの作業が面倒で、ついつい更新が遅くなって懺悔ものであるが、数年前に撮った写真で外科長の写りがホンモノより良く撮れているというだけの理由で、古い写真を使いまわしているらしいｗｗｗ

今までは後ろに人を重ねる場合には上のレイヤーに新人の写真をもってきて、背景の写真と重なる部分を消していたので結構難しかった。

今頃になってやっと前列の人物と背景とを二つのレイヤーに分けて、その間に新人の写真を差し込めば簡単に新人の下半身が隠れるということに気づいたｗ

写真の大きさとか顔の色を揃えるのは非常に難しくて詳しく見られるとボロが出まくりになるがｗ　まあ一応は現在の陣容の写真＋看板娘は消し忘れたかもｗ　　これは水商売で退店後の人気女性の写真を削除しないのと同じ理由である。女性研修医の場合は院内ローテートなのでこういう誤魔化しするとクレームがつきそうで残念であるが・・・ｗ

サイトでは、クリッカブルマップといって医師の顔にポインタを合わせると名前が出て、クリックすると一部の医師では自己紹介ページに飛ぶようになっているが、さて、最初のオリジナル写真から写っていたのはどのメンバーでしょう？ｗ

医局懇親会

今日は毎年恒例の医局懇親会。

院長先生から研修医まで多くの医師が一同に会しての楽しい夕食会である。

美味しい酒は飲みすぎるのでよくない。もっと不味い酒を飲む必要がありそうｗ

アルコールが沢山入ってよくわからないので簡単ながらこれにてｗｗｗ

内視鏡治療談話会

県の内視鏡治療関係の研究会があった。

今回の特別講演のテーマは胃静脈瘤の治療、、、放射線科の立場で、カテーテルによる治療（専門的な名称ではB-RTO, TIPSなど）について。

私が医者になってウン十年たつが、この間の種々の医学の進歩の中でも、食道・胃静脈瘤の治療が手術無しでできるようになった、という部分は、自分が直接携わっている医療分野の中では最も印象的なものの一つである。腹腔鏡的手術などより遥かに患者さんにとってメリットがあったといえるくらい評価してもよいと思う。

私が医者になった頃、食道静脈瘤破裂というと風船で一時的に圧迫止血し、手術をするしか方法は無かった。肝臓が非常に悪い人にとってかなり大きな手術となるので、手術後に患者さんが亡くなることも珍しくなかった。

1985年頃から内視鏡で静脈瘤を固めて血を止める方法が使えるようになった。ごく初期には使用する薬品が国内では認可されていなかったので、ドイツから個人輸入して、税関まで出向いていろいろと書類のトラブルなど経験したことも懐かしい思い出である。

ドイツから直接買っていた頃は2000円くらいだった薬品が、業者が正式許可を取って輸入販売するときには10倍近い値段に跳ね上がったのには驚いたものであった。文字通り薬九層倍を実感したｗ

その後、食道に対してはゴム輪で静脈瘤を縛る簡便な方法が一般化し、放射線分野では最初に述べたような方法が普及し、、、最近では3D　CTによって血管の詳しい状況が手に取るようにわかるなど、医学の進歩がますます実感できる昨今である。

映画「孤高のメス」を見るｗ

エキストラ出演した話を以前にも書いた映画「孤高のメス」

封切り日の最初の上映を観に大阪まで行ってきた。

私の登場するのは冒頭から約１時間、柄本明さん扮する市長が市議会で演説中に倒れるシーンでの市会議員役。

市長の演説をアップで撮影
議長席側から議員籍を撮影
傍聴席から遠景で市長の倒れるシーン

という流れであるが、議員席の向かって右側に白っぽい服を着た議員が三人並んでいるが、中央列が原作者の大鐘先生、後列が私。

画面のイメージ図を描くとｗ　矢印の「ク」が私、ちなみにオ＝大鐘先生、ウ＝梅木部長

電気メス考

今日の少し難しい手術で、以前から使用している高級な電気メスの、これまた一寸特殊な電極を使ってみた。結論から言うと素晴らしい製品。

やや大げさに言うと、今まで簡単にはできなかった手術が相当安全に出来るようになった、とさえ言えるほど素晴らしい。

手術中に出血を止める方法としては、糸で結ぶ方法、電気で焼く方法、特殊な超音波を使って固める方法などいろいろな手段があるが、機器の性能は日進月歩。内視鏡とか腹腔鏡での困難な状況で使うために開発された機器を開腹手術で使用すると、普通の手術は一層安全に行える。

自動車のブレーキの場合でも、ABSがあるのと無いのとでは車のコントロールが全然違うように、手術にも最新の機器を活用することが安全性の向上に必須であると痛感される。

文明の利器を活用することによって手術の安全性は飛躍的に向上すると実感されるわけだが、もちろんこれは、下手な手技を機械でカバーするという意味ではない。十分なコントロールのできない人が機械力だけに頼ったのでは絶対に安全な手術などできっこないのである。

開腹手術とは一寸異なる分野になるが、一番電気メスの進歩を実感できるのは内視鏡的乳頭切開という手技。私がこの手技を始めた頃は物凄く微妙なコントロールが必要で、やや大げさに言うなら薄氷を踏む思いであった。しかし10年ほど前に特殊なコンピューター制御の電気メスが登場してから一挙にこの手技が安全になった。もっとも下手な人が安易に手を出しかねないという弊害も危惧されないではない。

当院では私が「新しもの好き」ということもあって積極的に最新の機器を導入しており、患者さんの安全性第一で手術を行っているので、患者さん方はどうか安心していただきたい。

大阪でヨガ教室

ときどき大阪で行われているヨガ教室に参加してみた。パワーヨガ、アシュタンガヨガ系の先生で、静的なポーズの多い普段の教室とは一寸趣向が違い、自分の体力では一寸きついかな？　という感じ。

ヨガといっても色々な種類があって、以前にはこれまた不定期で先生が東京から来るラージャヨガ系の教室に参加したこともあった。これは瞑想を主体にするもので、体操や呼吸法についてはあくまで瞑想の準備という位置づけみたい。それなりに興味深いものではあったが、初心者には一寸能書きほどの効果がわかりにくくて、猫に小判だったかもｗ

インドの有名な聖者のパイロットババとか日本人女性のヨグマタという人のダルシャン（聖者といわれる人に会える集会）にも行ったことあるが相当安くないｗ。最近毎年行われているアンマ（マーターアムリターナンダマイー）というインド聖者のダルシャンは入場料も無料だが、例年５月開催だったのが今年は夏に延期とか。日程があえば是非とも参加してみたいものである。

【陸上日本選手権】福島、伸び欠き悔し涙の２位 (1) - MSN産経ニュース

外傷学会へ

千葉の幕張で行われる日本外傷学会に来た。

昔はずっとスクワール四谷だったか、上智大学の前の建物で行われていて交通の便が非常に良かったが、最近はいろいろな場所で開催される。二年前は沖縄で、ついでに観光などもできて楽しかった。

小さな学会なので座長が当たってもホテルをとってはもらえない、ていうか最近は大規模学会でもホテルをとってくれるところが消滅。いつもは安物のビジネスホテルを探したり風呂屋のレストルームで泊まったりするが、今回は会場のニューオータニで格安プランが空いていたのでラッキー。

流石に一流ホテルは部屋も広いし快適。ただし高級ホテルは部屋の冷蔵庫がボッタなので閉口するが、幸いここはホテルに隣接してコンビニがあり、適正価格でビールなどを購入することができた。

外傷学会の評議員会では専門医制度の話が詳しく紹介された。現在では評議員が試験を受けて専門医となった者だけであるが、来年度から通常の試験がスタート、それには専門医養成の施設認定を受ける必要がある。当院の場合テリトリーの人口が少ないのと基準となる症例はある程度の重症例だけになるので、外傷症例の登録数が基準に達するかどうか微妙なところ。帰ったら早速検討してみる必要がある。

東京ビッグサイトから船の科学館へ

何やかやと忙しくてブログの更新がお留守になってしまった。

先週は内視鏡学会やら何やらで東京・大阪を右往左往、今週末も東京。昨日東京ビッグサイトで医療関係の講演会があって聴講。お台場で泊まって今日は前から気になっていた船の科学館に行ってきた。

前からというのは、癌研有明病院に何度か手術の見学に行ったとき、ゆりかかもめから面白い形の科学館があるな、と思っていた次第。

実物の南極観測船宗谷とか、青函連絡船羊蹄丸が別館として係留されている。宗谷って、こんなに小さい船だとは思わなかった。こんな小さな船でよくもまあ無事に南極に何度も行けたものだと驚き。羊蹄丸の方は沈没した洞爺丸と同型とのことで、鉄道の線路が三本も入ってる大きな船。港外に停泊中走錨座礁し、後ろのハッチから海水が入って転覆したとか。乗客はさぞ怖かったことだろう。

本館の方もいろいろと楽しめたが、海軍関係の展示が恐ろしく充実していて正直驚いた。戦艦大和や空母瑞鶴の大きな模型、連合艦隊大集合の模型。一番驚いたのは数年前の不審船撃沈のビデオをずっと流しっぱなしにしており、その隣では海上自衛隊の宣伝ビデオ。赤い連中がよくもまぁ文句を言わないものであるｗ

凄く楽しめて深夜に島に帰ったわけであります。大雨には閉口したけど。

今週はまた外傷学会で千葉へ。

一週間の始まり、外来と会議の日

72時間後の天気図 - Yahoo!天気情報

東京、大阪を行ったりきたりの先週から仕事場に戻り、新たな一週間の始まり。今週末はまた東京。

金曜日には、副院長就任祝賀会なるものをやってくれるそうで、ささやかな記念品を用意することにする。図書券にするか何にするかと考えたが、この病院での四半世紀の中で一番印象的だった、震災の記録ＤＶＤをお配りすくことにした。

テープではずいぶんあちこちに贈呈して、救急関係の学会（ドイツやロシアも含めて）で上映、ＮＨＫの市販ＤＶＤにも映像の一部が紹介されているもの。一部はウエブサイトでも公開している。

http://www.awaji-hosp.sumoto.hyogo.jp/sinryoubu/surgery/video/quake1.wmv